○理事(松野孝一君) さっきお話がありましたように、三年間で完全施行するというお話でありますけれども、来年度予算に対してはぜひ費用を強く、要求してください。
○理事(松野孝一君) ちょっと私から執行官法についてお伺いしたいのですが、執行官法施行に伴う予算について、今年度どういう予算につくって、それがどういうふうになっておるか、ちょっと説明していただきたい。
○松野孝一君 それから防火地域内借地権処理法というのでは、第三条は、堅固でない建物所有の借地条件を堅固の建物所有の借地条件に変更する裁判の申し立ての場合において、借地権の消滅の裁判もできることになっております。今回の改正案では、この点は、借地法第八条ノ二の一項の場合に、借地権の消滅の裁判を認めていないようでありますが、それはどういうわけでありますか。
○松野孝一君 御説明でわかりましたけれども、「其ノ他ノ事情ノ変更二因リ」というのは、具体的にどんなことをお考えになっているのですか。
○松野孝一君 借地法案関係については、先般私は総論的なことをお尋ねいたしましたが、きょうは、二三各条文について疑問の点を確かめておきたいと思います。 まず、借地法関係について伺いますが、第一に、借地法第八条ノ二第一項の申し立てですが、これは条文には「防火地域ノ指定、附近ノ土地ノ利用ノ状況ノ変化其ノ他ノ事情ノ変更」があった場合にできることとなっておりますが、条文を読みますと、いま申し上げたようなわけで
○松野孝一君 この今回の改正案を見ますと、借家のほうについては相当検討する余地もあると私は思っておるのですが、ことにアパートの部屋ごとの賃貸とかいうような問題もあります。ところが、わずか二点より改正ができてないですね。これは、今後借家の問題についての改正を検討する御方針ですか、どうなっておりますか。
○松野孝一君 いまのお話で、非常に改正案の重要なことがわかりました。また、政府がいま計画しております住宅推進政策にも非常に関係のあることもわかりました。しかし、今日まで私のところに来ている陳情書なんかを見ますと、借地法、借家法の改正案が、地主のほうを無視して賃借人保護法である、あるいは、所有権を破るというようなことばを使って盛んに陳情があるわけです。ぼくのところだけでも十ぐらい来ております。あるいは
○松野孝一君 私は、時間もそうありませんので、総論的なことをちょっとお聞きしたいと思います。 まず、第一に、現在の借地関係は、借地人側の無断の増改築や無断の譲渡が多い反面、地主側も法外な権利金や承諾料などを要求する事件が多いなど、秩序のない、無秩序と言ってもいい面があると思いますが、これがためにこの法案も出されたことと思いますけれども、これも必ずしも十分とも思われないのでありますが、とにかくいま国
○松野孝一君 そのほか各条文についてごく簡単にお伺いしたいと思います。 株式の譲渡制限についてでありますが、これは今度の改正案におきまして定款をもって取締役会の承認があればできるというふうに定めるようになっておまりすが、この場合に、その定めあることを知らないで株主が取締役会の承認がないのにその会社の株式を譲渡したと。その場合には、その相手方は株主となることはできないのでしょうね。この点はどうですか
○松野孝一君 この商法の改正法案については、自民党の法務部会でも何回かやりましたが、問題の中心は、この改正案の最も重点となるところは、経済が非常に成長しておると、その成長しているのに即応して商法も取引法としてあるいは技術法として改正しなければいかぬというような点に重点が置かれておるように思ったのであります。したがって、大会社とかあるいは大株主とか、そういう方面には非常に好都合というようにも思うのですが
○松野孝一君 私は、他の質問者との重複を避けまして若干質問いたしたいと思います。 この商法の改正案がだいぶ経済界の要望に基づくということであるが、今日までどの方面から要望があったのですか、その点をちょっとお伺いしたいと思います。
○理事(松野孝一君) 本案に対する質疑は、本日はこの程度にいたします。 本日は、これにて散会いたします。 午後一時四十八分散会
○松野孝一君 先ほど、一株の株券を印刷するのに百円もかかる、そんなにかかるものか私もよくわかりませんが、それはたいへんなものですね。そうしますと、こういうような話を新聞記事で見たんですが、株券を発行しないとかいうことにしましても、また発行してくれと言った場合には株券を出さなければいけない。相当金がかかる。定款には株券は発行しないとしておけばいいけれども、とにかく非常に痛手になる、大きな会社にとっては
○松野孝一君 それからもう一つお伺いしたいのは、私は自由民主党の中においてこの論議をしたのですが、問題になるのは株式の譲渡方式の問題であったのですが、それはやはり株式取引所あたりあるいは経済の発達の状況から考えて法案のようにしなければいけないように思うのですけれども、また、現在の法規は三文判でもいいということになっておる点から見てなおさらです。しかし、株券の交付だけで譲渡ができるというふうに言ってしまうと
○松野孝一君 ちょっと一、二お伺いしたいと思います。 先ほど、古田参考人から、会社が非常に大きいのもあり小さいのもあり、小さいものは最低七人の発起人で五百円株で三千五百円ぐらいでできる、大きいものは何百億ぐらい、こういうお話があって、そういうのを一つの商法の株式会社編あるいは株式会社法で律するということは、おのおのの株式会社の公益性の点、その他いろいろ違うと思うんですが、私もそういうような感じはするんですが
○松野孝一君 私は、自由民主党を代表して、本法律案に対し、ただいま皆さまのところに配付いたしましたようなその施行期日に関する修正案を提出するとともに、その他の部分については賛成するものでありまして、修正案をちょっと朗読いたします。 最高裁判所裁判官退職手当特例法案に対す る修正案 最高裁判所裁判官退職手当特例法案の一部を次 のように修正する。 附則第一項中「昭和四十一年四月一日」を
○松野孝一君 臨時司法制度調査会の答申をちょっと見ますと、いまお話しのように、下級裁判所の裁判官に弁護士から採用するという場合に、その裁判官が退職する場合における退職手当とかあるいはまた年金とかいうものを支給するにあたって、弁護士である間の期間を年金等の算定する期間に通算するということは非常にむずかしいこととは思うけれどもいまもちょっといろいろ実施されておるよりでありますが、弁護士のいわゆる共済組合法
○松野孝一君 それから、いまは最高裁判所の判事が退職する場合でありますが、臨時司法制度調査会からの答申にもあったと思いますが、弁護士等から、高裁とか地裁とか、それから簡裁に行く者もありましょう。それらを判事に任用することは裁判所法できまっているのですから、それを円滑にするために、それらの人の退職した場合の──あるいは一般の公務員については共済年金制度がありますし、また、最高裁についてはいまのような退職手当法
○松野孝一君 ただいま議題になりました最高裁判所裁判官退職手当特例法案について、ちょっと質問したいと思います。 これは、この特例法案が通れば、弁護士等民間から最高裁判所の裁判官になった人に対する退職手当の特例法ができましたから、従来問題になっておったいわゆる民間から入ってくる弁護士あるいはその他の人に対する退職手当の特例法ができましたから、その点はよくなったと思います。ただ、キャリアの裁判官、下級裁判所
○松野孝一君 この証人などの宿泊料は──一般公務員のほうは幾つかに分かれていますね、何等級、何等級とか。これは何等級の一般公務員に準じているのですか。
○松野孝一君 だから、そのとおりに向こうにならっでいるわけですね。
○松野孝一君 訴訟費用等臨時措置法等の一部を改正する法律案、これについて質問したいと思います。 訴訟費用等臨時措置法の一部改正の第一条、宿泊料を、「「千五百円」を「二千円」に、「千二百円」を「千六百円」に改める。」と、こういうふうにありますが、これは一般公務員のほうはこう改める法案は出ているわけですね。
○理事(松野孝一君) 御異議ないと認め、理事に辻武寿君を指名いたします。 ちょっと速記とめて。 ————————————— 〔速記中止〕
○理事(松野孝一君) ただいまから法務委員会を開会いたします。 委員長が請暇中でありますので、その委託を受けて私が本日の委員会を主宰さしていただきます。 まず、理事の補欠互選を行ないます。 去る三日、山田徹一君が委員を辞任され、その補欠として辻武寿君が委員に選任されましたことに伴ないまして、理事が一名欠員となりましたので、この際、理事の補欠互選を行ないます。 互選は、慣例により、委員長の指名
○松野政府委員 ただいまの御決議の御趣旨を尊重いたしまして、乳価の配分の円滑な解決のために、指導上十分努力をいたしたいと思います。 高見委員長 なお、本件の参考送付につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松野政府委員 お話の点、御趣旨はよくわかりましたが、この間、畜産物価格審議会にかけて決定したのでありますから、それ以来今日まで著しい変動というわけでもないようでありますので、ちょっといましばらくできないかと思います。
○政府委員(松野孝一君) 今回、衆議院議員芳賀貢、本名武、及び参議院議員堀本宜実の三君を甘味資源審議会委員に任命いたしたく、国会法第三十九条但書の規定により、両院一致の議決を求めるため本件を提出いたしました。 以上三君の経歴につきましては、お手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、いずれも甘味資源審議会委員として適任であると存じます。 何とぞ慎重御審議の上、すみやかに議決くださるようお願いいたします
○政府委員(松野孝一君) 今般、衆議院議員東海林稔君を畜産物価格審議会委員に任命いたしたく、国会法第三十九条但書の規定により、両院一致の議決を求めるため本件を提出いたしました。 同君の経歴につきましては、お手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、畜産物価格審議会委員として適任であると存じます。 何とぞ慎重御審議の上、すみやかに議決くださるようお願いいたします。
○政府委員(松野孝一君) ただいま議題となりました林業基本法案につきまして、その提案理由及び主要な内容を御説明申し上げます。 わが国の林業は、今日まで、木材その他の林産物の供給、資源の有効利用、国土の保全、国内市場の拡大等、国民経済の発展と国民生活の安定に寄与してまいりました。しかるに、近時、わが国経済の発展に伴いまして、林業をめぐって大きな情勢の変化が見られるのであります。すなわち、木材需要の増大
○政府委員(松野孝一君) 本法律案施行にあたりましては、ただいまの附帯決議の御趣旨を十分尊重いたしまして、その実現に努力し、被災農家の救援と農業再生産の確保のため、最善の努力をしてまいりたい所存であります。
○政府委員(松野孝一君) この新潟の地震における農林漁業関係の災害が実に大きいのでありまして、これはいま申し上げたとおりであります。それにつきまして、いわゆる施設、農地その他の公共聖業あるいは治山施設とか、あるいは漁港なども入りますが、そういう種類のものに関しましては、これはだんだん——いまの時点でこれくらいの災害ですが、さらにまたふえると私は考えておりますが、そういうものについては、とりあえずの措置
○政府委員(松野孝一君) ただいま武内委員のおっしゃったとおりと思っておりまして、この新潟地震は都市が中心であったと思いますけれども、しかし農林関係の災害は実に大きいのでありまして、きょう六月二十四日朝の現在におきまして、百二十八億七千八百万円という巨額に上っております。そのうち百八億七千六百万円という圧倒的な金額になっているのが新潟県に属しておるのであります。新潟のこの農林関係——漁業もありますが
○政府委員(松野孝一君) これは先ほど大臣がお述べになったごとく、やっぱり肥料は全農家にとっての重要な生産資材でありますので、それの安定した、そして円滑な供給をせなければならぬというのは当然でありますが、しかし地力の上からいきまして、ただ化学肥料ばかりというわけにいかぬと思いまして、そこはどうしても地力の保全ということを同時に考えていかなければならぬと、われわれはそういうふうに思っております。
○政府委員(松野孝一君) これは先ほど農政局長がお答えしたとおりでありますが、いまお話のことはごもっともでありまして、私も先ほどお答え申し上げましたが、他の国家公務員とか、あるいは地方公務員とか、私学とか、そういう関係にならって、そういう経過措置を設けたものと考えています。しかし、やはり衆議院の附帯決議にもございます、いま御指摘の点は、ごもっともと私考えますので、ことに厚生年金がそういうふうにして提案
○政府委員(松野孝一君) ただいまの御指摘の点は、衆議院の附帯決議の中にもあります。それで、政府といたしましても、そのとき申し上げているわけでありますが、いまの点につきましては、これらのほかの制度とも関連しておりますので、十分検討を加えて、すみやかにこれが実現をはかるようにいたしたい、こういうふうに考えております。
○政府委員(松野孝一君) そのつもりで申し上げたのですが、これは御承知のとおり、昭和三十八年の七月九日、閣議決定の生鮮食料品流通改善対策要綱というのがもう出ておるのでありまして、そこに「東京、大阪等六大都市中央卸売市場における流通改善」というのを一番先の項目にあげて、ただいま私が申し上げた内部的な取引においての改善も、また市場それ自体の整備も閣議決定をいたして、それによって進めることにいたしておるのであります
○政府委員(松野孝一君) ただいま北村委員の御指摘の点、ごもっともだと思います。われわれも中央卸売り市場の整備については、この前の、昨年の閣議決定を見た対策要綱にもありますとおり、もう北村委員も御承知だと思います。東京の中央卸売市場についてもまず設備の拡大をやらなければならぬというので、それを進めておる次第であります。また、内部における、けさからお話のありました手数料の問題とか、あるいは上場単位の拡大
○松野政府委員 ただいま御指摘になった点に関しましては、後刻文書をもってお答えいたすことにいたします。 〔答弁書は本号末尾に掲載〕
○松野政府委員 お話しの点は私もそう思います。ただ非常にむずかしい点があるのであります。今後の米価改定にあたりましては、先ほど申し上げたような処理をしていきたいと思っておりますが、この過去における超過利益というものの吸収については、もう少しよく検討して、何かの方途を考えるようにいたしたいと思っております。
○松野政府委員 ただいま勝澤委員の御指摘のとおり、私もそのとおりに思っております。過去において会計検査院から数回御指摘をいただいておるのであります。ところが実際問題として、ただいま食糧庁から御答弁があったように、なかなかむずかしい点があるというので、多少の措置はいたしたもののきわめて微温的なもので、十分なものではないと思います。やはり消費者米価の改定のあった場合におきましては、その時点において販売業者
○政府委員(松野孝一君) お話しの、いわゆる等外麦のうち、上麦に関しましては、本年も政府買い入れの対象とするわけでありますが、下麦については、その品質からいって、食糧としてはちょっと困難がありますので、何かあっせんについて考えたいと思います。
○政府委員(松野孝一君) 九州、四国その他地方の長雨等の被害が実に甚大なものでありまして、私のほうで調査したのは、五月十五日現在で百五十億、それから先ほどわれわれが承った陳情などによりますと二百何十億、われわれのほうも、これは実態が統計調査部でまとまれば、あるいは大きくなると思っております。それに関連しまして、昨年も長雨がありましてその特例法を設けたのでございますが、今回も特例法の制定を加えて、天災融資法
○政府委員(松野孝一君) 本年の凍霜害、長雨の被害の実態並びに今日までの対策について御報告申し上げます。 まず、四月下旬の凍霜害でありますが、これは四月二十八日から三十日にかけて、日本海へ南下してきた大陸高気圧の中心が、三陸沖に移動したため、東北地方及び関東地方において、最低気温が極度に低下し、二十九日朝、各地に著しい降霜を見、ところによっては結氷が見られました。このため、果樹、桑、麦類、野菜等に